ユーモア道

2013年10月4日

ユーモアを地上的なものにしたいと願っていますので、ユーモア道と名付けて普及させようともくろんでいます。

 今の時代を救ってくれるのはユーモアしかないでしょう。

ユーモアは生きるために必須だということは、今まで書いてきたことからお分かりいただけたと信じています。ユーモアが欠如すれば人間関係がぎくしゃくしてしまいます。生きることすらスムースに行かないでしょう。医療からユーもうが消えたら、もう消えているとは思いますが、修理工場です。

 

それならばユーモアを身につけるための方法を教えて下さいと言う声が聞こえてきます。

ここで提示しなければ、今までの話が半分で終わってしまいますから、ユーモアの心得を書いてゆこうと思います。

ただお断りしておかなければならないのは、ユーモアは人生の上級編の様なものですから、なかなか難しいものだと言うことです。

 

ユーモアを身につけるためには先ず沈黙を心得る必要があります。勘違いされては困るのですが、ただ黙っていればいいという簡単なものではありません。

沈黙することで自分が世界の中心になれなければならないのです。ここにも補足が必要です。権力的に世界を支配するような下品なことを想像しないでください。

中心とは言っても、まったく受け身的に中心になると言うことです。簡単に言うと、人の話をよく聞くということです。簡単に言いましたが、難しいものです。

 

これが出来ていればユーもうへの道はもう動き出したも同様です。ここで躓くと、なかなか先に行きませんから、しっかり身につけて下さい。

 

無口な人が沈黙が上手と考えるのは素人です。却っておしゃべりの人が、沈黙の本質をとらえることで、沈黙上手になることがあります。喋っていた内容にもよりますが、周囲への気配りと言うことを考慮すれば、ただの無口よりは沈黙に近いところにいるのだと言えそうです。

 

沈黙のすばらしさは、沈黙を体得した人間にしか分からないものですが、満ち足りた、それは充実したものです。

この充実した気持ちの中からユーモアはうまれるのです。

                                                                 続く

 

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