ピアニッシモの五年目、それと小冊子「親子の絆」の新しい最新版

2017年11月20日

今年はスタッフの体調の不良が重なりピアニッシモが年末の一回きりという悲しい年になってしまいました。もうじき皆様のお手元に届くと思います。

毎回楽しみにしていただいた方には誠に申し訳なく思っております。

来年は体制を整えて定期的に皆様にお届けできるように努力いたします。

 

ピアニッシモのポリシー、スタイルはあるようなないようなというものですが、第一の基本は、何事も穏やかに、決して仰々しく騒ぎ立てないということです。日常の淡々としたところに目配せをしながら、細やかな生き方を共有しようというものです。文章のスタイルもですが、考えを述べるときにもセンセーショナルな言葉は使わないで、冷静な語り口を目指しています。

また私個人としては、シューベルトの基本姿勢「大切なことを語るときにはいつもピアニッシで」というものを手本にしています。

 

もちろん一番目立たない姿勢です。多くの人が素通りしてしまいそうです。しかし実は仰々しく語る方が一見目立ちそうですがすぐに忘れられてしまうものなのです。ピアニッシモで語るというのは目立たないぶん、受取り手の心の深いところまで沈んでゆくものですから、長い時間受け止めた方達の心の中に残るものなのです。

 

さてスタッフの一員として皆様におねがいがあります。

原稿を書いてくださる方を募集しています。老若男女、どなたからの原稿でも大歓迎です。日常の些細なことに焦点があっているものが一番欲しい原稿です。しかも、贅沢を言わせていただくと、読み手をほんのり幸せにするような内容であれば願ったり叶ったりです。

 

もう一つのお願いは写真です。なんでもいいのですが、人物の場合は本人に承諾を得たものに限ります。お子さんの写真の場合は親御さんの承諾が必要です。

綺麗な風景、珍しい花、外国の写真等々何でもOKです。

多くの方からの協力が得られることを願っています。

 

講演録の小冊子のおしらせです。

絶版になっていた、「親子の絆」が装丁を新たに、再販されました。

多くの方に読んでいただきたい講演録です。すでに読んで共鳴された方、ぜひお友達に紹介してください。今の時代に示唆のあるものと信じています。

よろしくお願いいたします。

 

仲正雄

 

 

コメントをどうぞ