易しい言葉
2011年4月15日
人生の真っただ中にある人たちには人生はみえないです。
人生が見えるようになったら、人生の外にあるということです。
でも時々生きながらにして人生を見てしまった人たちがいます。
どんな風に見えるのでしょうか。
その人はどんな言葉を使うのでしょうか。
僕らに解る様な言葉なのでしようか。
それとも難しくて訳が解らないのでしょうか。
僕の勝手な想像ですが、すごく易しい言葉で語ってくれそうです。
人生を見てしまったなんて、尋常ではないです。
何かの芸を極めたよりもすごいことの様に思いますが、
その尋常でないところからの言葉が、易しい言葉だと思うのは
つまり難しいことは、普通の人がまだ行けない所からのことは、
難しく言ったらますます解らなくなってしまうからです。
易しい言葉とはいいましたが、これが一番難しそうです。
そこにイメージがしっかりと詰まっていなければならないし、
読んだ人がすぐに何かを感じる様な響きも、馨も、輝きの必要だからです。
しなやかで人懐っこい言葉の様な気もします。
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仲正雄ブログ