日本の空の下で 不安よさらば
2011年6月7日
今、日本の空の下にいることがうれしい。
世界は日本中が放射能で汚染され毎日地震がありもう日本の国はなくなるのではないかと思っている。
できるなら福島にいたらもっと安心できるのかも知れない。
ボランティアで仙台の方に行った人たちは、被災された方たちから逆に励まされたと言っていた。
当事者の方たちの方が覚悟が決まっていて、大変な状況の中にいながらも、却って迷いがないのだろう。
新聞やテレビの報道がなぜ、今一番必要とされているそういうポジティブな、積極的な人間の姿を報道しないのだろうと考えてみた。
日本人特有の足の引っ張りあいの延長にあるものなのかも知れない。
ということは今の日本に必要なものは発想の転換ということだ。
考え方の根本が変わらないと、日本は前には進まないということだろう。
是非多くの人にここのところに気づいてほしい。
情報の量ではなく、発想の転換さえあれば、日本に将来がある。
元気な人も病気になってしまうようなジャーナリズムのマイナス思考はもうやめてもらいたい。
後二週間するとまたドイツの空の下にいる。
ドイツ人というのは、私がドイツ語で書いた手紙に、「ありがとう」という前に「三つ綴りが間違っていたよ」とにこにこ顔で親切に教えてくれる人たちだ。
一体どこに彼らの本質があるのだろう。
間違い探しは私が考えている人間の本質とはずれているような気がする。
これからも本質を探し続けて生きてゆきたいものだ。
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