Ätherleib エーテル体についての予備知識
今日はエーテル体について考えてみたいと思います。とは言っても予備知識程度のことしか報告できませんが・・
エーテル体は先ず生命体として理解されていますが、シュタイナーは時間体とも呼びます。発想的にユニークです。
時間を感じるのはエーテル体が時間からできているからと考えたらどうでしようか。
ところが時間を計ったり、計算することはできるのに、時間が何からできているのか私たちは知りません。
そもそも時間とは何かすら知りません。
昔の人が知っていたとも考えられません。時間はエジプト時代に、天体の動きを計ることから人間の意識に登場しますが、それだから時間のことが解っていたかと言うと、そういう形跡は見当たりません。ギリシャ時代になるといろいろな時間のことを考える様になります。そしてローマ時代には外の時間と内なる時間とが言われ、時間と言うのが主観的なものでもあると気付いてから、時間のことが哲学のテーマになりました。
時間を考える時に「繋がっている」と言うイメージが大切です。接着剤の様なものです。ということはエーテル体もつなげる役を担っているといえます。人と人とをつなげているのも時間からできているエーテル体があるからです。
人間がエーテル体を持っていなかったら、砂と同じで一粒一粒がばらばらです。一人一人が何の関係もなくバラバラに存在します。人との付き合いは無く、勿論社会もありません。
次につながろうとする力もありません。次につながろうとするのは成長とか、発展とか呼ばれていますが、これがあるのはエーテル体のお陰です。
生命はみんなエーテル体がありますからつながりを持っています。植物も、動物もつながりのある生命活動をします。成長があります。「次」と言うのは「継ぐ」の名詞化したもので、つながりがあることを示しますから、世代を次につないでいる力、生殖能力もエーテル体のお陰です。
生命に深い関係を持っているのは健康ですから、当然エーテルも健康にかかわって来ます。人間の健康はエーテル体の働き次第とも考えられます。
病気と言うのと健康が別物であることは私のブロクの中にしつこく登場するテーマですが、ここでも健康は病気でないことと言う消極的な考え方ではなく、エーテル体から生まれる生命力のことです。
植物の世界では、木を剪定したり、垣根を刈ったりすると、逆にその後枝ぶりがよくなったり、垣根の木の成長が促進されたりして前より勢いがよくなるものてす。切れば切る程元気になるのが木の特徴です。これは同時にエーテル的元気の特徴です。抵抗力です。木がものとの形を維持しようとしているとも取れます。
以上いろいろとエーテル体にまつわることを書いてみました。基本的には繋がると言うのがエーテル体の基本です。