オンライン講演会のお知らせ。話し言葉の持つオーラ。
コンピューターに向かって講演をする日が迫ってきています。
来る二月二十三日の17:00に、生まれて初めてのオンライン講演会で、コンピューターに向かって話します。
今はそのための準備に追われています。
スタッフの方たちとの進行に関しての打ち合わせはしっかり抑えながら進んでいます。ところが講演する者としては与えられた時間に、日本中でバラバラに聞いている方たちとの間に「核」になるようなものが欲しいのです。ところがどういう準備をそのためにしたらいいのかがよく分かっていないのです。
とりあえずはYouTubeで参考になりそうなものを手当たり次第見てみました。私が当日どんな講演会にしたいのかのヒントをもらいたかったのです。私の講演会は、聞かれた方はご存知でしょうが、勉強をするようなものではありません。ある主催者に講演会ではなく「口演会」と書かれたこともあるほどですから、講演のテーーマというより、話そのものを楽しみに参加してくださっている方がほとんどです。ところがYouTubeでは情報提供がメインなので、私に指針を示してくれるようなものには出会えませんでした。講演会形式のものもありましたが、それらに共通していたのは、硬く、真面目すぎて、口演会の参考になるようなものではありませんでした。
今は外にお手本を探すのは無理だと結論しています。自分がやりたいようにするしかないということのようです。
話し言葉には曖昧性がありますが、声によって運ばれる時オーラが生まれます。話し言葉の持つオーラが私の武器だったわけですから、そこを最大限に活かせるものにすれば、コンピューターの向こうで聞いていらっしゃる方たちとのコミュニケーションが成り立つだろうと楽観しています。コンピューターというテクノロジーに負けない話し言葉をきっと見つけられると思います。
是非多くの方に当日ライブで参加していただいて、後日いろいろな感想を聞かせていただきたいものです。