いよいよ明日が配信日となりました
大人の成長にどのようにアプローチしたらいいのでしょうか。
もし事前に、今日的平均の関心事をデーター的に整理して、それに基づいて、聞いていらっしゃる皆さんのニーズに答えられる様にと話をまとめたら、いったいどういうものになるかを考えてみてください。
あるいは皆さんに「どういう話を聞きたいですか」と、アンケートを取って、そこから話す内容を汲み取った講演会になったとしたらと考えてみてください。
テレビが視聴率を正確に測り、視聴率の高いものばかりになったとしたらという問いも同じです。
テレビだけでなく、今日の講演会もつまらないものになってゆくのは目に見えています。
今日インターネットの中で行われている、チャンネル登録、いいねも多かれ少なかれ似たことの繰り返しです。
そのベースにあるのは経済です。高視聴率は高い広告料金を得るのに必要なのです。テレビ局、ネットのブットホームの本当のお客さんは広告を出してくれる団体で、視聴者ではないのです。ここをよく考えてみてください。視聴者はそのための手段と言っていいのです。私たちは利用されているだけなのだとも言えるのです。これはインターネットの世界でも同じ様に繰り返されています。
さて今日は、そこから全く自由に講演会をオンラインでするわけです。事前にアンケートは取りませんでした。今日的な関心も調査しませんでした。そんな不確かなものに明日150人以上の方が申し込んでくださったのです。講演は録画され、向こう一ヶ月の間は申し込めば聞くことができますから、延べ人数はもっと増えます。おそらく多くの方が既にいつかどこかで私の講演を聞いてくださつた方達だろうと想像します。私の結論がない講演会には既に慣らされている方達がほとんどだと思うと、明日カメラに向かって話す時に肩の荷がおります。
今はすでに頭の中が空っぽの状態になりつつあります。この調子で明日カメラの前に立てることを願っています。
今回の講演のためにこのブログをフルに活用しました。とにかく出せるものは話す前に出しておきたかったからです。予定を立てて話すといつも失敗します。もちろん原稿に書いたら大失敗です。理由、それはもう話さなくてもいいのではないかと話している最中に考えてしまうからです。
今日までブログに熱心に付いて来て下さった方が沢山いらっしゃることを知っています。心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
ブログは講演会が終わっても続けて書いて参ります。今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。